「浜松バル」でLINE@を導入してみた ~その3~


みなさんこんにちは。浜松まちなかにぎわい協議会、回遊促進事業担当の伊藤です^^

前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいましたが皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

世間ではゴールデンウィークとやらが始まったようで、今日から9連休なんて方々もいらっしゃるのでしょうね。いや~、うらやましい。

この記事では我々浜松バル実行委員会がLINE@を導入・活用した経緯を備忘録的に振り返っています。

全国でまちづくりや商店街活動をされている方々にとって我々のLINE@の活用事例が少しでも参考になれば幸いです。
今回は~その3~として、LINE@の拡張性や実際に搭載した機能についてお話ししようと思います。
 

過去記事

【アジェンダ】

  • そもそも浜松バルって? ←~その1~
  • LINE@を導入しようと思ったきっかけ ←~その1~
  • 知らなかったLINE@の拡張性【前編】 ←~その2~
  • 知らなかったLINE@の拡張性【後編】 ←今ココ 
  • 浜松バルLINE@に実装した機能 
  • で実際やってみてどうだったか

 

知らなかったLINE@の拡張性【後編】

前回はLINE@の基本機能についてご紹介しました。
いろんな機能があって確かにお客様には便利だし、友だちになるきっかけにはなるかもしれないけど、なんかもう一つ「これっ!」っていう機能が欲しいなー。

ってところで終わっていたと思います。

そうなんです。
実はLINE@にはもうひとつすごい拡張機能があることに気づいてしまったのです。

それは「Messaging API」という機能。

これはLINE@の管理者とLINEユーザーとの双方向コミュニケーションを可能にすることができる拡張機能です。
https://developers.line.me/ja/services/messaging-api/​

LINE先生が分かりやすい動画も作ってくれていますのでよければご覧ください。
https://youtu.be/C7ZuzJe24y4

最近よく耳にする単語で言うと「Bot」ですね。

人工知能とまではいかなくてもLINE@と独自DBをBotを介して連携することでLINEの画面上からユーザーは検索をしたり、ユーザーの目的に応じた回答を返したりすることができるのです。

このMessagingAPIの機能を使ったら、浜松バルの参加者にLINE上で浜松バルの店舗検索や店舗リコメンドサービスを提供できるのではないかと思いました。

きっと国内には参考にできる実例サービスを展開している企業・団体があるだろうと思い、早速情報を検索してベンチマーク先を探したのです。

…ところが

意外と私が思うような用途で実施している事例は少なかったのです。

一番イメージに近かったのは「渋谷109」のLINE@(@shibuya109)でした。

109のLINE@では、店舗検索を「50音」「フロア」「#タグ」「ショップカテゴリ」から検索できます。

検索の始まりはタイムラインへの文字入力です。

この文字入力をきっかけにLINEがチャットベースでユーザーに選択肢を与えて選択させて徐々に情報を絞り込んでいき、最終的にはユーザーは目的のお店へとたどり着くことができます。

109内の店舗をバルの参加店に置き換え、50音やエリア、ジャンルの選択肢を与え、絞り込んでいき、最終的に目的の店舗情報へとたどり着く…

この機能を浜松バルのLINE@に搭載することで、最新情報やお得な情報(クーポン)を得るためだけのLINE@ではなく、今までよりも浜松バルを楽しめるツールとしてのLINE@になるのはないかと思いました。

しかも今回店舗情報のデータベースを整備しておけば、将来的には開催回毎の集札状況や口コミの内容を元に「定番のお店」「穴場のお店」「女子受けがよいお店」「おなか一杯になるお店」的な設問にも自動でリコメンドすることができるようになります。

さらに浜松バルの店舗情報だけでなく、他のイベントや商店街のお店の情報もDBに加えていけば、まちなか全体の店舗情報データベースへと拡張していくことができます。(その場合はまちなか共通の別アカウントが必要にはなりますが)

なんて将来像にまで思いを馳せながら鍛冶町の秋芳堂で買ってきた「カステラ饅頭」を頬張りながらまちなかの将来にまで思いを馳せる私でありました。

次は実際に浜松バルのLINE@に搭載した機能について書きたいと思います。

ではまた。

あ、もし
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