【浜松まちなか】産業大の学生考案☆浜松城オリジナルグッズ販売中！

お知らせ
2023.04.28

浜松城×印傳屋×静岡産業大学

『浜松城オリジナルグッズ』

浜松城天守閣でのみ販売中の限定商品が3月より登場！！
静岡産業大学の学生によって、印伝の伝統模様が現代風にアレンジされたオリジナルデザインになっています✨

今回制作されたのは「小物入れ」「がま口」「ペンケース」の3種類。
黒や紺、ピンクなど、それぞれ数色展開しています。

浜松駅から徒歩5分のレンタルスペース・Anyの源馬がお届けします(^^)/

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伝統と未来の融合『浜松城オリジナルグッズ』

浜松城では、静岡産業大学とのコラボ事業として「オリジナルの印傳（いんでん）小物」を3月に発売しました。

デザイン制作に取り組んだのは、静岡産業大学熊王康宏教授（感性工学）のゼミに所属する、浜松出身の学生さんたち。
印伝の伝統模様を現代風にアレンジした、オリジナルデザインになっています。
鷹や桜、茶などの家康に因んだ柄を使用していて、ひとつひとつにしっかり意味があるんです！
後述のコンセプトもチェックしてくださいね。

そして、甲府市にある印伝小物を扱う伝統工芸店「印傳屋」の職人によりオリジナルデザインが鹿革に施され、漆で仕上げた印傳小物が完成しました✨

この『浜松城オリジナルグッズ』は
現在、浜松城天守閣売店でのみ販売しています！

数量限定！上品でとっても素敵な仕上がりです。
ぜひ一度お手に取ってご覧くださいね。

浜松城WEBサイト

販売：浜松城公園パークマネジメント共同事業体遠鉄アシスト株式会社

商品紹介
印傳コンセプト

商品紹介

【小銭入れ/小物入れ】

全6色

各種2,530円(税込)

【がま口】

全4色

各種4,290円(税込)

【ペンケース】

全2色

各種4,510円(税込)

ちなみに【小銭入れ/小物入れ】はこんな感じです👇

手のひらサイズで持ち運びにも便利♪

チャックの付いている部分と外側のポケットで仕分けられるのも嬉しいですね。
小銭入れとしても、小物入れとしても、いろいろな使い方ができそうです！

印傳コンセプト

学生が考案した図案について、それぞれご紹介しちゃいます♪

➀【鱗紋】

「魚鱗の陣」という陣形があり、三方原の戦いでは武田軍がこの陣形を用い、関ヶ原の戦いでは家康公軍率いる東軍が取り入れました。浜松城からは、鯱瓦が出土しており、鯱の瓦があったことを明らかにしたく、鱗紋を重ねました。

②【三崩し・お茶】

浜松城に残る石垣と日本庭園協の石畳の道をイメージしながら、日本の伝統模様である三崩し模様を描きました。家康公は、緑茶を保管するための蔵を建ててしまうほど好んでいたということもあり、緑茶の葉を組み入れました。

➂【桜】

春が近づくと浜松城公園には約330本の桜が咲き、浜松有数の桜の名所として多くの花見客で賑わいます。縁起の良い柄の一つに、桜柄があります。その咲き誇る姿から、古来より「繁栄」や「豊かさ」の意味が込められています。家康公は、武将や茶人・公家の人々と、花見をしながら様々な会を催したそうです。

➃【七宝柄】

家康公が愛用したお椀にも用いられている七宝柄は、吉祥紋様といって縁起の良い柄です。浜松城に縁のある阿茶局も、このような柄を好んで七宝柄の着物を着ていたのかもしれません。時代を越え、江戸時代後期の武家では、女性の正装と呼ばれる打掛に、七宝繋ぎの柄が様式として用いられていました。

⑤【鷹・富士山】

家康公は、こよなく鷹狩を好んでおられました。家康公が鷹狩文化を広めたことから、今では、浜松城公園で、鷹狩の実演がされています。この鷹狩が、天下を統一できた一つの要因になることからも、真ん中に日本一高い富士山を入れました。

⑥【椿】

浜松城の近くに、椿姫観音と呼ばれている場所があります。徳川勢との戦いで命を落とした引間城主お田鶴を、家康公の正室築山殿が哀れみ、塚の周りに椿の花を植え供養されたことが由来しているそうです。椿には、「永遠の美」、「気取らない美しさ」、「厄除け」の意味があります。築山殿や椿姫と謳われたお田鶴の美しさを表現し、毎年美しく咲き誇る椿を家康公も見ていたと思い、椿の花を描きました。

⑦【亀甲】