【浜松まちなか】創業から約140年、肴町にある糀の専門店「林糀製造所」

【浜松まちなか】最近寒さが少し和らいできましたが、まだまだ冷える日が続きますね…昨日は雪が降りました⛄

温かいものが飲みたい、そんな時に「甘酒」はいかがでしょうか!今回は「美味しい甘酒」を求めに肴町の「林糀製造所」さんに行ってきました🍶

 

 

Any~換気のできるレンタルスペース~より、間渕がお届けします♪

 

 

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お店紹介

「林糀製造所」さんは肴町の大安寺のお隣にあります。

肴町には長い歴史を持つ個人商店があり、「林糀製造所」さんもその一つです。

 

明治15年(1882年)創業、明治24年(1891年)建築。

創業から約140年、建築から約131年の歴史がある糀の専門店です!

 

当時はどんな出来事があったかというと…

  • 1882年 大隈重信が立憲改進党を結成
  • 1889年 大日本帝国憲法 発布
  • 1890年 第一回衆議院議員総選挙
  • 1894年 日清戦争 勃発 

 

また明治35年 (1902年) に建てられた蔵は、浜松大空襲から戦禍を逃れ今も残っております。

こちらは以前、中日新聞に掲載されました!

 

中日新聞の記事はこちらから👇

浜松・肴町の宝を再発見 資料16点「地域遺産」申請 (2021年3月22日 掲載)

 

 

 

 

概要

 店名

 林糀製造所(はやしこうじせいぞうじょ)

 住所

 浜松市中区肴町316-43

 営業時間  10:00~19:00
 定休日  日曜日、祝日
 支払方法  現金払いのみ
 電話番号  053-452-3675
 専用駐車場

 なし

 ◎近くの駐車場:ザ・パーク24

 

 

場所

 

店内の様子

 

 

 

オススメ商品など

① 甘酒

甘酒の素(米糀)は2種類。①600gで550円、②900gで800円です。

今回は600gを購入してみました!

甘酒の素600gに対し1.5倍の量 (900cc)のお湯にとかし沸騰させ、少量の塩で味加減してからお召し上がりください😋

 

ほっと温まる優しい味わい、ほのかな甘さを楽しめました!甘さを抑えたい方は塩を気持ち多めに加えてみてください。

 

豆知識:甘酒の効果

「飲む点滴」として注目を集める甘酒。その効果を簡単にご紹介します🎵

  • 疲労回復
  • 疲労による不調の予防改善
  • 夏バテ予防
  • 腸内環境の改善
  • 便通改善
  • ポリープや腫瘍などの発症予防 などなど…

 

これらの効果を得るためには、適量を継続的に摂るのがポイントです!1日当たり100~200mlが目安といわれています。

 

より詳しく知りたい方はこちらをご参考ください👇

サワイ健康推進課 ‟飲む点滴”甘酒で 夏バテや便秘を予防!

 

② 金山寺味噌

「生詰金山寺」が350円、ごはんのおともにいかが?🍚

実際に食べてみました🍚

甘みが絶妙で少量でもごはんがどんどん進みました!ナスも摂れて栄養満点です!

 

 

金山寺味噌とは…?

「金山寺味噌」とはおかず味噌であり、ごはんのお供、お酒のおつまみとして食べられています。元々はなす、しそ、しろうり、しょうがなどの野菜を冬に食べるための保存食だったそうです。

 

~歴史・由来について~

「金山寺みそ」は、千葉県東金市の特産品であり、千葉県でも昔からつくられている味噌である。

この味噌は、大豆に麦麹を合わせて、瓜、なす、しょうがなどの野菜を加えたもので、千葉県以外にも和歌山県、愛知県、静岡県などの地域でも食されている郷土料理のひとつである。

 

発祥としては、現在の中国である唐に空海(弘法大師)が遣唐使として訪れ、金山寺等で修行を重ねたのち、日本にもどり「金山寺みそ」の製法が伝えられたという説がある。

他にも鎌倉時代の僧である心地覚心(法燈国師)が宋に渡り、金山寺で修業をおこない、日本に戻ったのち、和歌山県の鷲峰山興国寺を開山した際に製法が伝えられたという説もある。

後に徳川吉宗が8代将軍となり、幕府に金山寺味噌を献上させた事から江戸に広まったとされる。また、この「金山寺みそ」が醤油の起源になったという説もある。

 

↑「農林水産省 うちの郷土料理 金山寺みそ 千葉県」のページより引用しました。 

 

③ 味噌

 

  • 天塩みそ 450gで500円

 北海道大豆、天塩、米糀のみで醸造した天然醸造糀みそです。

 

  • 天塩糀みそ 900gで1,000円

 北海道大豆、天塩、米糀のみを原料とした天然醸造糀みそです。

 

④ 発酵食品づくりにチャレンジできます

こちらでは、味噌・甘酒・塩こうじ用の米こうじがg単位で販売されていました!

発酵食品づくりに興味をお持ちの方、試してみてください。

 

 

~塩こうじの作り方~

【材料】

  • ①米こうじ 200gの場合⇒塩 40~50g、水 240cc
  • ②米こうじ 300gの場合⇒塩 60~72g、水 360cc
  • ③米こうじ 500gの場合⇒塩 100~120g、水 600cc

 

【作り方】

  1. 米こうじは、かたまりをほぐしておく。
  2. 器にこうじ、塩、水を入れ、よくかき混ぜる。
  3. 常温で14~15日の間、朝晩よくかき混ぜてください。
  4. 冷蔵庫に保存し、時々全体を混ぜる。長期間保存したい場合は冷凍してください。

 

納豆菌も販売されておりました!珍しいですね👀

 

 

⑤ その他の商品

こちらは塩コーナー。

 

「飲む乳酸菌 らくらく」350円。

牛乳、豆乳に混ぜるだけでスッキリ飲みやすい、ヨーグルト風味のドリンクに!

 

こちらは和菓子コーナー。おせんべい🍘、かりんとうなど。

 

レシピ

店内に2つレシピがありましたのでご紹介します!カレーライス🍛と玉ねぎの調味料です。

 

① 浅利さんのまかないカレーライス

こちらは塩こうじを使ったメニュー!

塩こうじとカレー粉で味付けしたヘルシーなカレーライスです。

 

 

【材料(4人分)】

  • 玉ねぎ⇒1個
  • にんじん⇒1/2本
  • じゃがいも(大)⇒1個
  • にんにく⇒1かけ
  • しょうが⇒1かけ
  • 鶏手羽元⇒300g
  • 塩こうじ①⇒具材の重さの10%
  • 塩こうじ②⇒30g
  • カレー粉⇒大さじ2
  • 水⇒400ml
  • 油(炒め用)⇒大さじ1

 

【作り方】

  1. 鶏手羽元に塩こうじをもみこんで、10分ほど置く。
  2. にんにく、しょうがをみじん切りにする。
  3. 玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを適当な大きさに切り、重量の10%の塩こうじをまぶす。
  4. 鍋に油を入れて、玉ねぎ、にんにく、しょうがを中火で炒める。
  5. 玉ねぎが透き通ったら、鶏手羽元、にんじん、じゃがいもを入れ、炒める。
  6. 5.に水分と分量の半分のカレー粉 (大さじ1) を加え、アクをとりながら、具材が柔らかくなるまで煮込む。※お好みで甘酒、はちみつ、りんごなどを加えてもOK
  7. 残りのカレー粉 (大さじ1)、塩こうじ(30g) を加えて、弱火でさらに10分ほどとろみがつくまで煮込む。

 

② 浅利さんのたまねぎ麹(こうじ)

こちらは米こうじを使ったメニュー。

コクやうまみがアップするコンソメのような味わいの万能うまみ調味料。塩こうじのように毎日の食卓で活躍できる調味料です!

 

 

【材料・作りやすい分量】

  • 米こうじ(生こうじ)⇒300g
  • 塩⇒100g
  • 玉ねぎ⇒400g

 ※新玉ねぎの場合の分量。

  水分量が少ない場合は10%の塩分を追加して水分量を調整する。

 

【作り方】

  1. ボウルに米こうじを入れて手でほぐす。
  2. 1.に塩を加え、香りが立つまでしっかりもみ合わせる。
  3. 玉ねぎをすりおろす。
  4. 2.にすりおろした玉ねぎを加え、混ぜ合わせる。※玉ねぎによっては水分量が少ないため、水気が足りないと感じた場合は、10%の塩水を加え水分量を調整する。全体がひたひたになるくらいの水分量が目安。
  5. ラップをし、10日~2週間ほど常温に置いておく。※室温により発酵期間が変わります。温かいところは10日、寒いところは2週間を目安に。
  6. 発酵後は冷蔵庫で保管する。※冷蔵庫で3か月保存可能です。

 ※コンソメスープにする場合は、「たまねぎ麹」1に対し、お湯10注ぐだけでOK

 

 

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